秋っぽくなってきましたね
小川です。
早速、前回の続きでございます。
「肝」を疲れさせないためには、前回書きました原因となることを避ければ良い訳ですが、「ストレス」というのは避けるのが難しい場合も多いので、その他のことで出来るだけ避けるようにしたいものです。
まず、動物性たんぱくの摂り過ぎですが、人体は動物性たんぱくを消化するのが得意ではないらしく、肉や魚を消化できずに内臓を疲弊させているようです。
特に疲れるような事をしていないのに疲労感が抜けない人は食事が原因かも知れませんね。
一日の食事の中で1回くらいは野菜だけ、果物だけなどの「肝」を休ませる食事メニューにするのもいい方法だと思います。
特に午前中は体が排泄態勢になっているといわれてますので、朝食は果物か生野菜だけにしてみるのもいいかもしれません。
次に睡眠ですが、夜10時〜2時の間に寝てしまいましょう。
この時間帯に「肝」は自分を休ませるといわれています。この休むべき時間に体が活動していると「肝」は疲れが取れず、そのまま次の日を迎えることになります。
たまに10時に寝れそうなチャンスがある時は早めに寝てみてください。
いつもより清々しい朝を迎える事ができるかも!?
他にも「肝」をすっきりさせる対策として、酸っぱい物を食べるとか、思いっきり泣いてみる、などもございますが「食べ物」と「寝る時間帯」に気をつけることが一番良いのではと思います。
なんか普通のことですよね・・・。
あ! あと、「風邪を引く」のも理想的な排毒作用です。
自然治癒力、自己免疫力の高い人は年に2回、春と秋の季節の変わり目に風邪を引くような体になっているそうです。
風邪を引いて熱を出し、汗をかき、嘔吐し、下痢をし、鼻水を流し、涙を流しと、体の穴という穴から溜まった毒を出し切るのです。
年に2回の体の大掃除!!
歳を重ねると、高熱で寝込むような風邪って引けなくなりますよね。
喉が痛いとすぐに薬を飲み、微熱程度でいつまでもだるい状態の、治ったか治ってないか解らないような風邪・・・。
そんな風邪の引き方をしている人も多いのではないでしょうか?
熱を出すにも体力って必要なんですね。
「風邪引いたかな?」って思ったら、薬を飲まずに寝込めるといいのですが・・・。
なかなか仕事を休むわけにもいきませんよね・・・。
寝込むチャンスのある方は、とことん寝込むのもいいかもしれませんね。
確か風邪を治す薬ってありませんよね?
症状を和らげる薬はあっても、風邪自体は時間が経たないと治らないなら、頑張って排毒作用に耐えて毒を出し切るのもいいかもしれません。
あ、くれぐれも無理のないように
・・・。
そして何より、体のもみほぐしですよね
「肝」の経絡を刺激して「気」の流れを整えて、健康増進に繋げるのは一番素敵な方法かもしれません