こんにちは
おおくまです
今回は、日常あまり意識することの少ない「呼吸」についてのお話です
みなさんは、「呼吸」と自分の「体」と「心」に関連性があると考えたことはありますか?
誰もが無意識に「呼吸」をしていると思いますが、自分が間違った「呼吸」をしていること、それ以前に「間違った呼吸なんてあるの?」と思われる方のほうが多いのではないかと思います
試しにでも「呼吸」の仕方を変えてみて下さい
きっと、その違いに気付けるはずです
また、体の不調やイライラが解消されるだけでなく、人間関係の改善にも役立つそうです
正しい呼吸法を知り実践すれば、体も心も健康に、人間関係にも疲れない自分になれるかも
しれません
例えば、こんな場面に遭遇したことはないでしょうか?
会議中に1人イライラした人が居て、何となくその場の空気全体がピリピリしてしまう
これは、イライラした人独特の浅くて速い「呼吸」が周囲に伝染して、居心地の悪い空間に
してしまったせい
こんな時、自分が率先して「ふ〜」と深く長い「呼吸」をしてみましょう
肩を下げながら、時間をかけて鼻から息を吐くのがコツ
すると、周囲もその深く長い
「呼吸」に引き込まれてピリピリから一転、ゆったりした空気に変わるそうです
このように、「呼吸」の仕方ひとつで自分だけでなく周囲の気持ちまで変化させることができる、「呼吸」は不思議な関連性があるものなのです
◆呼吸テスト1◆
それでは、自分が何秒間、息を吐き続けていられるか手元に時計を置き、チェック
20秒続いた人→ひとまず合格!
20秒もたなかった人→間違った「呼吸」をしている可能性大!
「呼吸」が浅く速いと、酸素を体に取り込む量が少なくなり、細胞に行きわたる酸素量が十分でなくなります
これにより、疲れやすくなったり、抵抗力が落ちて病気にかかりやすく、老化も早まってしまう
また、代謝の低下や便秘にもつながるので要注意!
20秒息が吐けなかった人は、正しい「呼吸」のために、まず吐くことが大切
「呼吸」という文字は、「吸う」より先に「呼(呼気、ゆえに吐く)」があります
まずは、体の中の息を全部吐ききって、それから吸ってみる
そうすれば、十分に息が入ってくるので、自然に長く吐けるようになってくるはず
◆呼吸テスト2◆
次に、1分間の呼吸回数をチェックしてみましょう
14回以内の人→合格!
15回以上の人→ストレス過多の可能性あり
1分間に15回以上呼吸した人は、緊張や闘争、スポーツをしている時と同じ「呼吸」をしている状態
また、「口呼吸」をしていたり、お腹より胸が大きく動く「胸式呼吸」をしている人も、浅くて速い間違った「呼吸」をしている可能性大!
浅く速い「呼吸」は体を疲れさせ、ストレスの元となる悪循環を生んでしまいます
深く長く吐く「呼吸」をすることで、体の隅々まで酸素が行き渡り、内臓が活性化して血流も促進される
老廃物やコリなどが体の外へ出ていきやすくなり、体の不調が減り、元気に過ごせるようになる
これが、体への影響
また、深く長く吐く「呼吸」には、脳内の「快・不快」のバランスを保つ働きのある「セロトニン」を分泌させやすい効果がある
セロトニンが不足すると、心が不安定になりやすい
うつ症状やキレるなどのほか、極端な依存や逆恨みなどの負の感情にも関わりがあるといわれています
正しい「呼吸」を繰り返すことで、セロトニンを増やせれば、心は安定しやすいはず
今回のお話、体や心の状態でも、自分に当てはまるなぁ…と感じた方は、試してみてもいいかもしれませんね
ただでさえ、ストレスフルな社会ですから、こういったことで少しでも自分を解放してあげられるようになれれば、「賢い生き方」になるのではないかなと思います